こだわり
“美ら海沖縄便”の宮古島の契約農家さんをご紹介いたします。
皆さまのお手元にマンゴーが届くまで、どのように育っていくのか・・・?
その一端を少しだけ、ご紹介いたします。
宮古島の広大な農園での有機栽培。
農業への情熱が評価され、2015年には農林水産大臣賞を受賞されました。
本来マンゴーの樹は、ヤシの木のように上に高く成長します。
作業しやすい高さにするため、横へ成長するように枝木を管理しています。
日本列島が桜のお花見に沸く頃、宮古島ではマンゴーの花が満開の季節を迎え、受粉作業に忙しい季節となります。
実が育ち始めると、日々作業は欠かせません。
実はたくさん着果しますが、この中から良い実だけを選ぶ摘果作業を行い、最終的に、1本の枝に1つの実だけにしていきます。
こうすることで木からの栄養が分散せず、甘みとうまみがぎゅっと詰まったマンゴーになります。
大きくおいしく育つ実を見極めるのも、プロの腕の見せ所です。
初夏の空気と共にやってくる台風の季節を乗り越えれば、アップルマンゴーはいよいよ収穫です!
となると、ここで最後の大仕事です。
大きく育ったマンゴーの実ひとつひとつに、袋がけをしていきます。
リンゴや梨、桃などにも見られる光景ですが、マンゴーの場合、一番大きな目的は“収穫”です。
完熟するとマンゴーは自ら落下します。
ぽとりと袋の中に落ちると、それはおいしく育ったサイン。
袋の中で紅く輝くマンゴーを、「月に帰るかぐや姫みたい」とは農家さんのお言葉。
かぐや姫のごとく、愛情をたっぷり受けて育ったマンゴーです。
落ちたものから順に収穫をしていきますが、最盛期には昼夜問わず収穫作業の日々が続きます。
それでもひとつひとつ大切に、手作業で梱包していきます。
お待ちいただいている皆様の下へ、ピカピカのマンゴーをお届けいたします。